聴こえないという感覚は案外分かってもらえない②

前回からの続きです。前回の内容はこちら。前置きが長すぎました(笑)

punimarukun.hatenablog.com

 

耳が聴こえないという感覚。それは人によって違うと思います。

 

メニエール先輩の場合は、私と同じ右耳が失聴しましたが、右耳で常にジージーした耳鳴りがあって聴こえにくいと言ってました。

しかし、先日の健康診断の聴力検査で40dbくらいの音がちょっと聴こえたと話していて(実際に結果も40dbくらいだったそう)ほんまかいなと思ったんですけど。

たまたま調子良かったんじゃないの?そんなことってある?って感じでかなり個人的には懐疑的な見方をしておりますが。

聴力自体は私と恐らくそんなに変わらないと予想してます。結果を見せてもらったことがないのであくまで予想レベルです。

 

私の場合は、明らかにうるさい耳鳴りはありません。

強いて言うなら、もわ~んとした耳鳴り…でしょうか。それに加えて高音域のキーンが混じった感じです。ちょっと言葉で表現するのが難しいです。

普段の生活では環境音になじんでしまって、耳鳴りはほとんど気にならないです。

(気にならないと言っているだけで、聴こえるわけではないです。ここは勘違いしやすいので注意。)

お風呂が一番耳鳴りが分かります。音楽聴かなければ、無音空間ですからね。

他には就寝時。外の音もなく、エアコン等何もつけていないときの方が耳鳴りが分かります。

あとは、寝起きはキーンの耳鳴りが強めに出る傾向があります。若干ジーっていうときもあります。でもこれは、生活して30分も経たないうちに落ち着きます。

 

耳鳴りが気にならなくても、聴こえないことには変わりないです。

大音量の施設に入ったときに、聴こえ方に違和感を感じる時もあります。右耳だけ音が響きにくい・聴こえにくいので違和感が出るんです。

(試しに右耳だけで周囲の音を聴いてみたら、やっぱり聴こえにくいかったです。)

少しの間、ゲーセンにいて聴こえの違和感のせいで気持ち悪くなったこともあります。(って以前書いたもしれないですが。)

聴力検査をすれば、耳鳴りが邪魔だったり、音の響きを感じ取るのに苦戦して、聴こえないんだなと毎回思い知らされます。

 

まとまりがないですが、これが今の私の聴こえ方です。年月が過ぎていく中で聴こえ方が変化することもあるかもしれません。寝起きに感じる耳鳴りがまさにそれで、失聴当初はなかったけど、いつの間にか出てきやがってたという感じです。

 

でも、個人的にもっと知ってほしいのは…

聴力が同じ50dbでもみんながおんなじ聴こえ方をしているわけじゃないんです!

聴こえ方ってみんな違うんです。

(そしてこれが自分に合う補聴器を作るのが難しい要因の1つなのかなって思います。予想のレベルですが。)

私が聴力検査終わって診察の時に最近よく使うようになった言葉なんですが

音が入ってこない」んですよ。言葉で表現するなら音詰まり感と言えばいいでしょうか。(この表現も正しく伝わってるのか自信ない)小さすぎる音だと全く聴こえません。

聴力検査で何となく音の響きを感じる。でもそれがどの音域の音かははっきり分からなかったり。(最近の聴力検査はもう私がベテラン扱いなのか、聴こえるか聴こえないか際どいラインの音を多く出されてる気がします。いや、それが検査だからね。)

左耳の聴こえるいつもの音量で右耳だけにイヤホンを付けて音楽を聴くと、何か歌ってる気がするけど何を歌ってるのか分からない。

人の多いガヤガヤしたところだと、聴きたい人の声が聴き取りにくくて、聴こえる左側の耳を寄せることもあります。特にレジで多い。

 

失聴した当初は音抜け感っていうんでしょうか、音の欠落感かな?とにかくそんな感じが強くあり、聴こえにくいと強く感じていました。特に車のカーステレオで感じました。

けど、何か月かすると謎の慣れた感じが出てきました。聴こえにくい感覚に悪い意味で慣れたというかたぶんこの謎の聴こえないのに慣れた感じというのは、たぶん脳がおサボりすることにつながってるのかな~?

↓よかったら読んで下さい。

 

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…と言ったところで、思ったより長くなりました。

少しでも聴こえないという感覚がどんなものか伝わればいいなと思います。

この記事は、何かあれば追記したりするかもです。