10月の通院のときに補聴器について話を少し聞いてきました。
聴力が落ちたら補聴器をあった方がいいのか?
耳鼻科の先生の答えはYesでした。
このYesは能力的にあった方がよいという意味だそうです。
まず、音は聴神経を通じて脳に情報が入ります。音は耳から入って脳で聞き取っているわけです。
私の場合は、(たぶん)聴神経が悪くなっているために、音が部分的に遮断されてしまい、脳に音が届きにくくなっています。そうすると、脳は聴くことをおサボりしてしまうのだそうです。それを補聴器で補うということらしいです。
ここから先は長くなるので、箇条書きで。
・補聴器の金額は予算10万弱。補聴器自体は1万円前後で買えるものもあるが、それはおすすめしない
・補聴器は耳掛けタイプが一般的だが、私は常時眼鏡着用、さらにコロナでマスク着用のため、そこからさらに補聴器をかけると取り外しが面倒になるので、プラス約1万で耳穴に入れるだけのコンパクトタイプの方がよいかもとのこと。若い方はコンパクトタイプを採用する傾向があるようです。
・眼鏡と違って、補聴器を使ってもすぐに聴こえるようになるわけではない。ちゃんと聴こえて使えるようになるまで1~2か月のリハビリが必要。
・耳鼻科でも補聴器を取り扱うお店と提携しているので、耳鼻科でも要望があれば、お試しで2週間の貸し出しをしてくれるとのこと。私の通っている耳鼻科では料金は無料。眼鏡屋さんだとお金がかかる場合も
・眼鏡屋でも補聴器は取り扱ってはいるが、お店によっては知識がほとんどなく扱っている場合もある
・もし、補聴器を使った場合でも私の場合は左耳(正常値)ほど聴こえるようにはならないかもしれない。聴こえるようになったと感じにくいかもしれない。
私の右耳の聴力はだいたい40~50dbのあたりで左耳が正常なので、期待するほど変化が出るかどうかわからないということかなと。たぶん聴力が低い人ほど効果を感じやすいというのはありそう。それでも10万弱の価値を見出して買うかどうか。
先生の話をまとめると、能力的にあった方がよくても、現状の聴力であれば無理して補聴器を買う必要はないって感じかなと捉えました。
自分の場合は左耳は正常に聴こえているため、なくても生活できないわけではない。聴こえなくて困ったりすることが全くないわけではないけど、すごく困っているわけじゃない。
でもそれは私が今無職で働きに出たりしていないからこの程度で済んでいるのであって、もし、働きに出られるようになったら今よりも困ることが増える可能性は十分にあります。そういった先を見据えて今回補聴器の話を聞きました。
私の身近で補聴器を使っている人はいないですが、周囲の補聴器使用の経験談はまちまち。聴こえすぎて慣れずに使ってないという人もいれば、使っても聴こえなかったという人も。
じゃあ私は今回の話を聞いてどうするのかと言うと
『必要になったら購入する』
にしようかと思います。
例えば、働きに出るのにハンデにならないようにとか、今後聴力がさらに下がってどうしようもなくなったときなどという感じです。
やはり大きな買い物だし、おそらく1度使い始めたら、次からはないとやっていけないみたいになるのかなぁ?要所要所で使ったり外したりするのかわからないけど、どちらにしても長期もしくは一生使っていくことになると思います。電池やメンテナンス、買い替えも出るから長期的にお金がかかりそうというのもあります。
だから必要になったら購入するでとりあえずはいいのかな、自分としては。
もし補聴器について気になるという方に向けて少しでも参考になれば幸いです。
自分が忘れないようにというのもあるけれどね(笑)