前回の続きです。
前回分が未読の方はよかったら読んでください。話が繋がっていますので。
さて、持病を公表する相手(誰に公表するか)や公開するタイミング(いつ公表するか)ってあると思うんです。
今思えば、私も相手によってバラバラでした。
①同居家族
まぁ公表もなにもないですが。めまいでずっと横になってたり、ゲーゲー吐いてるのを一番近いところで見ているのでね。
旦那さんには耳鼻科行ったときのことをちょくちょく話しているし、私の体調が本当に悪い時は融通を利かせてくれることもあるので、理解してくれていると思います。
もちろん、子供にも話しています。どのくらい理解してくれているかは分からないけど。
②実家家族
メニエール先輩がいるので、話が早かったです。
最初に難聴の症状が出たときから報告はしていて、初めてめまいがあったときにメニエール先輩が、『それ、メニエール病じゃない?』と話していたのが見事に的中しました。
メニエール先輩は、メニエール病のことを話して共感してもらえる唯一の人物です。
というわけで、実家家族にも最初から話していました。
③義実家家族
これ、結論から言うと、旦那さんから義両親に話していました。
タイミングとしては、最初の難聴の症状が出てから約半年後。大学病院でメニエール病ですねと正式な判断が出た頃です。
詳細を書いてたら長くなってしまったので、こちらは別枠で書き残します。
個人的には公表するかどうかは迷うところでしたが、結果的に意図せぬ形での公表となりました。
義実家家族への公表は、義実家との距離感にもよるかなと思います。
仲が良いのであれば公表していいかもしれないし、疎遠になってるなら無理して公表しなくてもっていうのが個人的な見解です。
でも距離感に関わらず、義実家家族への公表は自分でよく考えて慎重に判断した方がいいと思います。
距離感もそうですし、義実家家族個人個人の性格とかもあると思うので。
病気によっては早く言った方がいいものもあると思うので、そこはちゃんと見極めてね。丸投げ感満載な発言だけど。
ちなみに、ウチと義実家の距離感はというと、つかず離れずという感じです。
義実家が少し遠方というのもあるし、元々旦那さんが義実家にほとんど連絡しない、帰省しないというのもあります。結婚して子供が生まれてやっと少し連絡するようになったって感じなんで。
④友人関係
友人って一言で言っても結構幅広いと思うんですよ。
今でも連絡取って会ってる友人。
LINEやメール連絡のみの友人。
LINE交換しててもほぼ連絡していない友人。
年賀状だけの友人。
個人的には距離感や連絡頻度で公開範囲が変わると思います。
私はどうしたかと言うと、『今でも連絡取って会ってる友人』と、『LINEやメール連絡のみの友人』に公開しました。
『今でも連絡取って会ってる友人』は、最初の症状から約半年後あたりでしょうか?はっきり覚えていないですが、友人の1人が結婚式を挙げるというので、行きたいけど終わらないめまい発作のせいで、前日まで行けるかどうか分からないと散々迷惑を掛けました…
『LINEやメール連絡のみの友人』は、最初のめまい発作の波が落ち着いてからかなと思います。これもはっきり覚えていないですが、ふと連絡が来たときに実はメニエール病になったんやって伝えていたと思います。
その他、連絡を取っていない友人や年賀状だけの人には伝えていないです。
単純に疎遠気味だからわざわざ伝える必要はないかなと。
今後連絡が来たり、会うことがあれば公表するかもしれないですが、そんなに付き合いないのに公表するのもめんどくさいなとか…思ったり…
⑤幼稚園・小学校関係者(先生方)
メニエール病最初の1年は、めまい発作で電話に出れないことがあったのですが、メニエール病の診断がすぐに出なかったのもあり、めまいで体調が悪い時があるんですっていうニュアンス程度でしか伝えていませんでした。
2年目以降は、1学期が始まって連絡が取れるようになったタイミングで伝えるようにしています。
⑥ご近所さん
ご近所さんへの公開も結構悩みました。
と言うのも、子供が去年まで幼稚園に行っていてバス通園だったのですが、同じバス停から乗る子もいたため、その一緒になるお母さん方へ言おうかどうか悩んだんですね。
他のお母さんはみんな2人以上の兄弟がいる方なんですよ。
で、かたやこちらは1人っ子なのに、メニエール病で体調崩すなんて…ちょっと貧弱とかダサいとか思われたら嫌だなって思ってたんです。
だって、兄弟の子育ての方が単純にはるかに大変なはずですから。(…と私は思っています。)
もちろん、子育ての大変さって育てている子供の人数だけで決まるものじゃないかもしれないけど、それでも1人しか育てていないのに病気になるなんて…って知らないところで思われるのがイヤだったんです。怖かったんです。
ご近所さんとの関係も子供が生まれるまでは、本当に挨拶程度だったし、超絶人見知りの私からするとプライベートなことをどこまで話していいかっていうのもよく分からなかったんですよね。
ないと思うけど、〇〇さんの奥さん、子供1人しかいないのに、体調崩して病気になったんですって。ウチなんて〇人育ててるのにそれってどうなんですかね~ダサくないですか?(笑)
…みたいな会話を知らないところで言いふらされたりするんじゃなかろうかとか。
お母さん同士の信頼関係の土台がちゃんとできてなくて、公表するのが怖かったんですね。きっと。
先に話しておくことで、フォローしてもらえる可能性があるメリットがあると分かっていながらも、中々公表に踏み出せませんでした。
という事もあり、最初の2年は公表しませんでした。
じゃいつ公表したんだと言うと、子供が年長さんになる3年目の春にめまい発作で1度体調を崩したときに公表しました。
朝はよかったのですが、帰りのお迎えにはめまいで行けなくなってしまい、在宅勤務の旦那さんにお願いしました。
この年は、コミュ力が高いお母さんがいまして、恐らく後で聞かれるだろうなと想定していたので、旦那さんが迎えに行くときに持病のことを話していいと伝えました。
話していいと思ったのは、
・既にクラスの懇親会で公表をしていたので、隠すのはフェアでないかなという心境の変化があった。(体調もしばらく安定していたので、公表するタイミングを失ったとも言う。)
・公表してダサいとか貧弱とか思われてもええわとある程度覚悟を決めたこと。
・普段お母さん達と話している中で、たぶんダサいとか貧弱とかマイナス感情には思わないかな、大丈夫かなという希望が多少あった
というのが公表した理由です。
で、後で聞いたらやっぱり聞かれたから話しておいたと(笑)
次の日、持病のことを話すつもりで、まだ疲れの残る身体で子供の送り迎えに行ったところ、早速コミュ力高いお母さんに聞かれまして、事情を話したところ、心配してくださって、早く病院行った方がいいと言ってくれました。
また、他のお母さんも過去に育児でノイローゼになったことがあると話してくれたりもしました。
自分だけじゃないんだなってちょっとホッとしました。
結果、伝えてよかったです。
ご近所さんで普段会わずにまだ知らない方もいますが、後は会って話すタイミングができたら話していこうと思います。
気が付いたらもう2月も終わりだし、内容も長くなりましたね。
ここまで、読んでいただいた方、いらっしゃったらありがとうございます。